冬から春に発生する「表面亀甲クラック」には要注意!?



前回のブログでは、土間コンクリートの乾燥収縮クラックについてお話をしましたが、乾燥収縮クラックの他にも外部要因によるクラックは多種様々です。建物の不同沈下によるひび割れ、環境温度の変化によるひび割れ、凍結融解によるひび割れ、地震によるひび割れ等々があります。


今回のブログは、冬から春にかけて問合せが多い、凍結融解によるひび割れ「表面亀甲状クラック」についてお話します。


表面亀甲クラックとは土間コンクリートの表面に出る細かい亀甲状のひび割れです。
昼夜の寒暖に差がある寒冷地で発生することが多く、原因は「夜間にコンクリート中の水が凍結・膨張し、日中に溶ける(凍結融解作用)」を繰り返すことによって発生します。この表面亀甲クラックを放っておくと凍結融解作用を繰り返しクラック幅が大きく広がります。そこから水がコンクリート内部に浸透し、さらに大きな膨張圧を生じ内部損傷を引き起こす悪循環なのです。


また、凍結融解作用による内部応力によりスケーリング(表面部のペーストが剥離)やポップアウト(膨張圧がコンクリートを破壊して表面がクレーター状)も多々見かけます。こちらも放っておくと大きな剥がれを生じます。


土間コンクリートを改質緻密化を図り、水は通さないが水蒸気は出入りする「呼吸する膜」を形成することが重要です。




土間コンクリートのひび割れ・クラック補修は
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